こんにちはyanです。
そろそろ寒さも収まってきて、暖かい季節になってきましたが、
今回は、私が寒い夜に聴きたくなる、
冬の夜には定番となっているアルバムを紹介します。
ファーストアルバムからメンバーチェンジをえて、
ジョン・ウエットンがリーダーとして作り上げた、
UKの2枚目のアルバム「デンジャーマネー」です。
Track listing:
01 – Danger Money – 0:00
02 – Rendezvous 6.02 – 8:14
03 – The Only Thing She Needs – 13:14
04 – Caesar’s Palace Blues – 21:08
05 – Nothing to Lose – 25:54
06 – Carrying No Cross – 29:52
The band:
Eddie Jobson – keyboards, electric violin
John Wetton – lead vocals, bass, guitar
Terry Bozzio – drums, percussion
ファーストアルバムのメンバーは、
ギターが超テクニシャンのアラン・ホールズワース、
ドラムがビル・ブラッフォード、
ベースがジョン・ウエットン、
キーボード、バイオリンがエディー・ジョブソン、
と豪華なメンバーで、
ジョンとビルが「キングクリムゾンに値するバンドを。」
との目論見で結成されたバンドでしたが、見事に分裂。
残されたジョンとエディが、超絶のドラムテクニシャンと呼ばれた、
アメリカ人のテリー・ボジオを引き入れて、3人編成のバンドとなりました。
オープニングのタイトル曲「デンジャーマネー」は、エディの重厚で切れがあり、
それでいてヒンヤリとするようなキーボードの演奏から始まります。
これがまたジャケットとピッタリとマッチして、
ヤバい事(危険な金)をやりそうな雰囲気で超カッコいいです。
これも兄貴の影響で初めて聴いたのですが、
最初は、これが3人で編成されたバンドだとは思いもしませんでした。
キーボードとボーカルが重厚で、
これでギターがいないなんて、最初は分からなかったです。
ジャケの裏表紙にはメンバー3人が映ってて、これがまたカッコいい。
この無表情さも良いんですよね。
2曲目の「ランデブー6:02」も、
ピアノから始まって、雰囲気があります。
霧に包まれた、ヨーロッパの深い森の中を疾走する、
ジャガーとかプジョーが思い浮かんできます。
その後も3曲目から最後まで、緊張感を保ちつつ、
最後まで駆け抜けていく感じです。
この当時のジョン・ウエットンが一番雰囲気があって、
一番カッコいい時期かな。
今回の映像は、2曲目「ランデブー6:02」のスタジオライブです。
口パクですが、当時の3人の動画が見られるのはかなり貴重です。