ジェネシス「月影の騎士」(Selling England by the Pound)5作目のアルバム

投稿者: | 2021年5月1日

こんにちはyanです。

今回はジェネシスの5作目のアルバム「月影の騎士」
(Selling England by the Pound)を紹介します。

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邦題と原題がこれほど違うのも珍しいですが、
原題の(Selling England by the Pound)(イングランドを量り売り)
というタイトルは当時の労働党のスローガンから取ったものだそうです。

邦題の月影の騎士というタイトルは、
1曲目の「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト」の
旧邦題を取ったのですが、
ジャケットのイラストは画家ベティ・スワンウィックが描いた、
The Dreamという絵で、『アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク』の
世界観を表現したものとなっていて、いろいろと混在してる感じです。

まずは1曲目です。
「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト」
これを訳してみると「月明りに照らされた騎士とのダンス」ですかね。
カッコいいタイトルです。

オープニングは、
ピーターの甘くハスキーなボーカルからは始まります。
このボーカルの美しさに何も感じない人はいないでしょう。

曲の展開もいろいろと変わっていき、
優しさと悲しみと力が混じりあった素晴らしい曲です。
ただ後半の幻想的な部分が長すぎかなという気もします。

幻想的な雰囲気から一転して、
2曲目はのどかな雰囲気の
『アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク』。
サビの部分が優しくてのどかで、1度聞いたら忘れられないフレーズです。
この曲はシングルカットされて、
ジェネシス初のヒットシングルとなりました。

さて、3曲目は、私個人ではジェネシスのベストワンの曲として、
30年以上聴いている「ファース・オブ・フィフス」です。
訳してみると「5番目の入り江」というタイトルです。

美しいピアノの旋律から始まり、それが終わると、
曲は一気に盛り上がっていきます。

ピーターのフルートの音色も合わさり、
曲はハケットのギターソロへと向かっていきます。
このギターソロが素晴らしい!!

ハケットはソロとして今も活動してくれてますが、
ライブの時には必ずと言っていいほど、
この曲のギターソロを演奏してくれます。

私も生でこのギターソロを聴きました。
そりゃ、涙が出ましたよ笑。
なんかハケットのギターソロの音色って、
人に語りかけてる感じがするんですよね。
「それでいいんだよ。それでいいんだよ。」って笑。

オープニングのピアノからギターソロ、そしてエンディングと、
完璧な構成です。何回聴いても飽きないです。
この曲に出会えて本当に良かった・・。

ただ残念なのが、この曲と1曲目の「月影の騎士」の出来が良すぎて、
他の曲があんまし良くないという印象になってしまいました。

6曲目の「アフター・ジ・オーディール」は、
ハケットのアコースティックギターとエレキギターを全面に押し出した、
隠れた名曲ですが、
4曲目のフィルのソロは地味だし、
5曲目も長い曲の割には、曲調がシンプル過ぎる。
7曲目も同じく長い曲の割に、曲調がシンプル過ぎる。
アルバムとして、トータル的にはまとまってない感じです。

私がこのアルバムを聴くときには、
1曲目から3曲目を聴いて、
それから6曲目を聴いて終わるのが、
いつものお決まりです。

さて、今回の映像は、「ファース・オブ・フィフス」としたい所ですが、
ハケット様が最近のライブで「アフター・ジ・オーディール」を
演奏してくださってますので、それを紹介します。
ハケットって、本当にジェネシスが好きなんですね。
しかし、ギターを弾くハケット、カッコいいオジサンですね~~。