ジェネシス「アバカブ」11作目のアルバム

投稿者: | 2021年7月7日

こんにちはyanです。
今回は、ジェネシス11作目のアルバム「アバカブ」を紹介します。

1.アバカブ – Abacab – 6:57
2.ノー・リプライ・アット・オール – No Reply at All – 4:33
3.ミー・アンド・サラ・ジェーン
– Me and Sarah Jane (Toby Banks) – 6:02
4.キープ・イット・ダーク – Keep It Dark – 4:32
5.ドードー?ラーカー – Dodo/Lurker – 7:31
6.フー・ダニット? – Who Dunnit? – 3:24
7.マン・オン・ザ・コーナー – Man on the Corner (Phil Collins) – 4:27
8.ライク・イット・オア・ノット
– Like It or Not (Mike Rutherford) – 4:58
9.アナザー・レコード – Another Record – 4:38

タイトルの「アバカブ」は、
造語らしく、曲のコードのABCを順番に表現した、
という話もあるし、アブストラクト(抽象的)をもじって
付けたタイトルという話もあります。

ジャケットは、
今までのジェネシスのセンスのあるジャケットではなく、
タイトルと同じ様は、抽象的なデザインですね。

yjimage (13).jpg

正直、私としてはこのアルバム、ジェネシスの中では、
一番のワーストアルバムです。
というか、他に嫌いなアルバムは存在しないので、
ジェネシスの中では、
ほとんど聴くことはないアルバム、といった感じでしょうか。

とにかく、
いつものトニー・バンクスのキーボードの音が聴こえてこない。
キーボードにまったく迫力が無い。
シンプルに、かつカッコいい曲を作り上げた、
前作の「デューク」をきちんと継承していない。
という印象です。

これを聴く順番も悪かったんですよね。
このアルバムを聴く前に、
ライブアルバムの「スリーサイズライブ」を聴いていて、
ライブテイクとスタジオテイクの出来の差が、
かなり気になってしまったのです。

やっぱりジェネシスは、
ライブの演奏テクニックは素晴らしいものがあり、
迫力や音の良さが断然ちがっていて、
特にオープニング曲の「アバカブ」は、
スタジオテイクが、ライブに比べて、
まったくつまらない演奏に聴こえてしまいました。

ライブテイクだと、
マイクのギターソロが曲のエンディングまで、
しっかりと演奏されているのですが、
スタジオテイクではギターの音がフェードアウトされてます。

また、それぞれの曲自体は、
新しい試みを含めて、
演奏やセンスの申し分ないのですが、
どうにも中途半端に感じてしまいます。

特に6曲目の「フー・ダニット?」なんかは、
新しい事をやりたいのはわかるのですが、
曲がどうにも中途半端です。

しかし、次作アルバムの「ジェネシス」では、
この曲調を継投させた「イリーガル・エイリアン」が、
素晴らしい出来となっています。

このアルバムを発表した当時、
イギリスのジェネシスファンにも不評だったらしく、
「アバカブ」を発表した当時の映像では、
ジェネシスのメンバーが出演したイギリスの番組で、
「ジェネシスファン」と称した番組のスタッフが、
メンバーにパイを投げつけるというシーンがありました。

ただ、このアルバムで新たな試みをやったからこそ、
次作の「ジェネシス」という傑作が生まれたので、
それだけでも、このアルバムの存在意義はあるなと思います。

さて今回の映像は、
「ノー・リプライ・アット・オール」のPVです。
3人がホーンセッションの真似をする映像は陳腐に感じますが、
マイク・ラザフォードのベースを弾きまくる姿は、
超~カッコいいです。

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