ジェネシス「そして3人が残った」9作目のアルバム

投稿者: | 2021年6月25日

今回は、ジェネシス9作目のアルバム
『そして3人が残った』(原題:…And Then There Were Three…)
を紹介します。

1.ダウン・アンド・アウト
– Down and Out (Phil Collins, Mike Rutherford, Tony Banks) – 5:27
2.アンダートウ – Undertow (T. Banks) – 4:47
3.バラッド・オブ・ビッグ
– Ballad of Big (P. Collins, M. Rutherford, T. Banks) – 4:50
4.スノーバウンド(旧邦題 銀世界)- Snowbound (M. Rutherford) – 4:31
5.バーニング・ロープ – Burning Rope (T. Banks) – 7:10
6.ディープ・イン・ザ・マザーロード
– Deep in the Motherlode (M. Rutherford) – 5:15
7.メニー・トゥー・メニー – Many Too Many (T. Banks) – 3:31
8.シーンズ・フロム・ア・ナイツ・ドリーム(旧邦題 ネモの夢から)
– Scenes from a Night’s Dream (P. Collins, T. Banks) – 3:29
9.セイ・イッツ・オールライト・ジョー – Say It’s Alright Joe (M. Rutherford) – 4:21
10ザ・レディ・ライズ – The Lady Lies (T. Banks) – 6:08
11.フォロー・ユー・フォロー・ミー
– Follow You Follow Me (P. Collins, M. Rutherford, T. Banks) – 4:03

まずは、アルバムのタイトルですね。
ハケットが脱退して、4人編成だったバンドも3人となり、
「そして3人が残った」というタイトルです。

とうとう3人になったちゃったいう、自分たちを皮肉った感じが、
イギリス人っぽいというか、センスいいですね!
3人でも頑張れるという意気込みもあるのでしょう。
ハケットがいなくなった分のギターは、
ベースのマイク・ラザフォードが兼任という形になりましたが、
ハケットと比べると、ギターの演奏やセンスがまったく異なり、
それがかえって、このアルバムには良い要素となっています。

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そしてジャケットです。
夕焼けを表現した様な画像ですが、
今回もロック界では有名なヒプノシスが担当し、
たいまつ、自動車、タバコの光の跡によるストーリーを
表現しようとしたらしいです。

私がこのジャケットを見ると、
アルバム全体の音の雰囲気と相まって、
秋の夕暮れを思い出してしまい、
晩秋になって、夕暮れを見ると、
必ずこのアルバムが聴きたくなります。

今回のアルバムは、
全体的にトニー・バンクスのキーボードがメインの曲が多く、
トニーのキーボードの響きに包み込まれるアルバムに仕上がっています。
1曲目なんかは特に印象的なイントロですね。
ジャケットの夕焼けの様な光りを表現するキーボードの響きからの、
特徴的なギターの音色。
3人編成になったジェネシスが、
オレたちはこんな曲をやりたいんだという意気込みが伝わる1曲目です。

その後もキーボードがメインの曲が続き、
前作までのプログレ期にあった10分以上という大曲はあえて作らず、
3分から7分の曲、11曲でアルバムが編成されています。
キーボードメインの曲の中、
最後の曲、「フォロー・ユー・フォロー・ミー」は、
マイクの印象的なギターイントロで始まります。
この曲は、ジェネシスのシングルとしては、
初めて全英シングルチャートでトップ10入りを果たし、
最高7位になった曲です。
シンプルながらフィルのボーカルが愛を囁き、
やさしいラブソングになっています。

3人になり、流行のロックに追随して売れていこう、
と決めてこんな曲を作ったのではないでしょうか。
この曲でのマイクのギターですが、
イントロから、歌い始め、サビ、まで、
すべて同じギターラインを演奏し続けてます。

このシンプルがゆえのかっこよさ、センスは、
この曲から始まって、その後のアルバムのシングルカットされる曲に、
すべて活かされています。
そう、シンプルなんだけど奥が深くて飽きないんですよね。
マイクのギターセンスは。

さて、今回の映像は、
1980年のロンドンライブから「The Lady Lies」です。
地元のロンドンという事もあって、
リラックスしてノリに乗った演奏をしてます。
フィルのインスト部分でのパーカッション、
マイクの弾きまくりのベース、文句なしにカッコいいです。

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