ジェネシス「静寂の嵐」「Wind &Wuthering」8作目のアルバムパート2

投稿者: | 2021年6月19日

こんにちはyanです。
今回もアルバム「静寂の嵐」の紹介の続きです。

5曲目は
「オール・イン・ア・マウシズ・ナイト 」
ねずみを襲うネコと、
追われるねずみの心境を対話で表現した、
おとぎばなし風の曲です。
お話ラストは!?というと、凝った内容でおしまいになります。
オープニングの高らかに響くキーボードと、
短いですが、ラストのギターソロが印象的です。

続いての曲は、イントロのアコーステックギターから
引き付けられて離れなくなる、
「ブラッド・オン・ザ・ルーフトップス」です。
訳してみると、「屋根の上の血」という題名ですが、
フィルのボーカルと優しいギターの旋律にあふれた名曲です。
ハケットのライブでは、
「フォックストロット」の「ホライゾンズ」と、
この曲のイントロをアコーステックギターで演奏するのが、
定番になっています。

2010年代のライブでは、
この曲をフルコーラスで演奏してくれていて、
まさにハケット様様です。

私がこのアルバムを初めて手にした時、
レコードのライナーノーツをヘヴィメタルの音楽評論家で有名な
伊藤 政則さんが書いていたのですが、
「なんて優しいんだろうジェネシスって」という、
彼がこの曲を表現した文章が印象的でした。
まさにその通りな曲です。

この曲もベスト5とは言えませんが、
ジェネシスの曲の中でもベスト10に入る名曲です。

続いては、3曲の組曲となる大作です。
アルバムのジャケットを表現するなら、
こんな雰囲気というのがピッタリな組曲です。
組曲でやりきったな!という感じですが、
やっぱりスタジオテイクよりライブテイクの方が、
遥かにカッコいいです。

私自身、この組曲での「イン・ザット・クワイエット・アース」
と「アフターグロウ」はライブテイクから入りました。
ジェネシスのライブでは、
ライブのトリという感じでメドレーを演奏するのですが、
80年代のライブではメドレーの最後が「アフターグロウ」でした。

マイク・ラザフォードがダブルネックをギターを抱えて、
12弦と4弦ベースを使い分けて演奏するのが、
やたらとカッコ良かったんですよね~。
「アフターグロウ」のエンディング部分でのマイクのベース、
ライティングと相まって、印象的な演奏でした。

このアルバム、曲の出来の差が激しいのが残念ですが、
ハケット参加最後のアルバムとしてはとても良いアルバムです。

この後、ジェネシスは3人編成となって、
徐々にポップ路線へと転向していくのですが、
このアルバムの様なプログレッシブロックをまだ聴きたい!
という方は、スティーブ・ハケットのソロアルバムをおすすめします。

ジェネシス脱退してソロになってからから現在まで、
ハケットはなんと30枚近くのスタジオアルバムを作成してますが、
自分の音楽路線を頑なに守り、
素晴らしい音楽を作り続けています。

さて、今回の映像は、
1984年「ママツアー」でのメドレーです。
「幻惑のブロードウェイ」の「インザケイジ」から始まり、
「シネマショウ」、「イン・ザット・クワイエット・アース」、
そして「アフターグロウ」で締めくくります。

このライブ、何度みてもカッコいいです。
3人とも演奏がノリに乗ってて、
サポートメンバーの二人の素晴らしい。
バリライトと呼ばれていたライティングも曲にマッチしていて、
ライブを超盛り上げています。
このライブがあれば、なんかあっても生きていけるよな~。
なんて思っちゃう演奏です笑。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)