ジェネシス「トリック・オブ・ザ・テイル」7作目のアルバムパート2

投稿者: | 2021年6月3日

こんにちはyanです。
さて前回の続きで、
今回も「トリック・オブ・ザ・テイル」を紹介します。

3曲目の「スコンク」から。
ゆったりと、やさしくフィルのボーカルがおとぎ話を語っていきます。
この曲もライブでは有名で、80年代のトリオ編成になった時期にも演奏してます。

当時は、ベースのマイク・ラザフォードが、
12弦とベースのダブルネックのギターを抱えて、
この曲を演奏してました。
ボーカルのフィルの隣に立ち、コーラスを歌いながら、
12弦とベースを器用に使い分けて演奏するマイクは、
長身でスタイルも良く、ダブルネックのギターが非常に似合ってましたね。

続いて4曲目はトニー・バンクス作曲の「マッド・マン・ムーン」です。
改めてこの曲を聴いてみると、
トニーのやりたかった事は、よく伝わるのですが、
彼が望んだ完成には至ってない。という感じが否めません。
ちょっと、曲の展開が中途半端な感じがしてしまいます。

しかし、この曲のおかげで、
次のアルバム「静寂の嵐」で収録された名曲
「ワン・フォー・ザ・ヴァイン」へと、見事に引き継がれてゆくのです。
「ワン・フォー・ザ・ヴァイン」については、
8枚目のアルバム「静寂の嵐」で、じっくり紹介します。

5曲目は「ロベリー、アソールト&バッテリー」
盗賊のお話です。フィルのユーモアとおとぼけにあふれた楽しい曲です。
この曲を改めて聴いてみると、
ハケットのギターがほとんど前面に出ることがなく、
4人編成になってからのハケットの位置というのが気になる感じです。

この当時、ハケットはフィルとマイクの協力で、
初のソロアルバムをリリースしているのですが、
バンドとは距離を置いて、自分でじっくりやっていきたい、
というハケットの意思がててきているのではないかな、
と思ったりもします。

なんと、この曲、PVが存在して、
フィルが強盗役、ハケットとトニーが警官役、
マイクが強盗に殺される役で出演してます笑。

さて6曲目は「リプルス」(旧邦題 さざなみ)美しくて悲しい曲です。
なにか、脱退して去ってしまったピーターを
4人が悲しみで表現しているような曲です。
「リプルス ネバーカムバック」
(さざなみは決してもう戻ってこない)
という詩も含まれてます。

特に美しいのは、
後半からのハケットのギターソロです。
ピーターが去ってしまった悲しみをギターが表現し、
まるで嗚咽のようなギターの響きが印象的です。
この曲、なんとこの当時でPVがあるのですが、
この映像でのハケットがまたカッコいいです!

7曲目はアルバムのタイトルでもある「ア・トリック・オブ・ザ・テイル」
トニーのピアノの旋律が、1回聴くと忘れられない位、印象的です。
トニーって本当に特徴的なイントロとか作り上げますよね。
以前にも紹介しましたが、この曲PVが存在していて、
当時の4人の仲の良さが出て、ジェネシスの中では一番好きなPVです。

最後の曲は「ロス・エンドス」です。
ライブだと、「ダンス・オン・ア・ヴォルケーノ」から始まって、
フィルとサポートのドラマーとのドラムデュエット、
そして「ロス・エンドス」の流れが当時の定番でした。
ライブのラストにふさわしい曲ですね。

トータルとしてこのアルバムを見てみると、ジャケットから内容からジェネシスとしては、
ベスト5に入る名盤と言えるでしょう。
実際、私としても、このアルバムに関して書きたい事がたくさんあって、
2つ分の記事になりましたからね笑。

さて今回の映像は、
このアルバムの6曲目「リプルス」のPVを紹介します。
後半のハケットのギターソロを弾く姿は、
ピーターを思い出しながら哀愁に浸っているかのような、
悲しくもカッコいい雰囲気を持っていますよ。

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